定番・必須・持ってなきゃ恥

世の中には定番という言葉があります。

バブル期に青春時代を送った身としては、リーバイスの501が
定番とされていて、おそらくみんな心の中ではメンドクセーと思いながらも
ジッパーじゃなくてボタンのついた『ゴーマルイチ』を履いていました。
今考えるとメディアに乗せられっぱなしだったような気がします。
なんかどんどん値段が上がっていった覚えがあります。

食品の世界でも、たとえばカップヌードルならしょうゆ、カレー、シーフード、
チリトマト。カルビーのポテチなら塩、のり塩、コンソメとか。
毎年スポット的に新しい商品が出ますが、ここ数年この『定番』商品の
ラインナップには変化がありません。

スーパーやコンビニなんかでは限りある商品棚で、これらの定番の位置が
決まっていて、のこりのスペースを何百という商品が取り合うわけで、
メーカーの凌ぎあいたるやおそらく大変なことでしょう。

花の世界ではどうでしょう?
たとえば当店では、場所柄、白黄大菊、スプレー菊小菊数種なんかは
必須の花材ですが、国分町のお店や、婚礼の花の比重が高いお店では
その限りではないでしょう。

お店の場所、商売内容、季節なんかで大きな差が出てきます。
それが店ごとの個性になっているのかもしれません。

もっと細かく、花の色ごとに考えてみると、たとえばカーネーション。
一般の方にとっては、赤やピンクのイメージが強いでしょう。
確かに母の日前はこの二色の流通が大幅に増えますが、意外と普段は
置いていない店も多いかもしれません。

数ある花の中でも、カーネーションは品種が多いもののひとつ。
種苗会社や生産者による品種改良も盛ん。
毎年新品種がどんどん出てきて楽しい。
おそらく淘汰される品種も数多くあるのでしょう。

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写真は本日入荷のアリエルセピアという品種。
微妙な色あいがなんともいえない雰囲気です。
でもまた名前はすぐ忘れちゃうんだろうけれども。