なんとなく思い出す

日清食品のカップヌードルといえば、カップラーメンの中でも
定番、大正義なブランド。
開発エピソードなんかを読んでも面白いし、海外進出の話も
興味深いものです。

子供時代はあまりインスタントラーメンなどを食べる習慣も
なかったので、たまに食べるのはなかなか贅沢な気持ちになりました。
小遣いが一日30円〜50円くらいの計算だったのかな?
3人くらいで割り勘で自動販売機から買って食べた記憶もあります。

カップヌードルで思い出すのはまったく関係の無い話。

小学校の低学年の時に、岩手県の田瀬湖にワカサギ釣りに行きました。
調べてみると近年は温暖化の影響か湖上で釣りが出来るほど氷結しない
年もあるとのこと。
当時は毎年カチンコチンに固まっていたと思います。

ワカサギ釣り自体初めてでしたが、子供にも楽しめるもので、
かかった魚をはずすのに難儀するくらいで、楽しい時間でした。
連れた魚を氷上に放置しておくと、あっという間に凍ってしまう環境。
手の甲のあかぎれというのを初めて経験したのもこの時でした。

ちょっと周辺を歩いた時に、雪に隠れていた穴に片足を踏み入れました。
岩手の方言では「かっぽり」というヤツ。
もちろん足はずぶ濡れで、信じられないほどの冷たさ。

子供ながらに寒さ→凍傷→足切断なんていう方程式が頭に浮かんでいる
ところに通りかかったのが、地元のおばさんでした。
そりにカップヌードルとお湯の入ったポットを積んで、釣り客に
販売していた方。
すぐにおばさんの自宅へ連れて行ってくれて、脱いだズボンと靴下を
石油ストーブの前へ吊るし、コタツに入って乾くのを待ちました。

全部乾いてお礼を言って戻ると、連れの大人たちが私の落ちた穴に
釣り糸を垂れている。
聞けば試しに入れてみると、けっこうな爆釣であったらしい。
結構大人っていいかげんだなぁ〜なんて思った記憶があります。

今でもノーマルのカップヌードルを食べるとこの時の景色が甦ります。
おばさんあのときは本当にありがとうございました。