お湯を沸かして

一週間ほど前から気になっていたのですが、あまりにも
どうでもいい問題だったので調べていなかったこと。

「火を起こすのを発見した人は偉いけど、お湯沸かした人エラくね?」

やっぱり土鍋的な土器を使って沸かしたんだろうと思って、
ざっくりと日本では縄文以降なんだろうと想像していました。

なんとなく調べてみると、どうやら土器を使い始めるはるか昔から、
土に掘った穴に焼き石を入れて煮炊きをしていたらしい。
器を使って湯を沸かす、という発想しか出来ない時点で古代人以下。

海水・真水ミックスで塩味をつけたお湯に、乾魚を入れて出汁をとり、
雑穀を加えてしばし煮て、最後にそのへんからゲットした鳥の卵を
かき混ぜ、最後にまわし入れてアツアツをいただく、なんて食べ方は
してなかったとは思いますが。

こうなると出汁という存在も気になってきます。

カツオブシ的なものはすでに古事記に「堅魚」(かたうお)の表記が
あるとのこと。
さらに飛鳥時代に入ると「堅魚」・「煮堅魚」・「堅魚煎汁」などが
税の対象として記述されているそうです。

お湯を沸かす、出汁をとる、なんてこともはるか昔からおこなわれていた
ことに驚き、なぜあのように出汁の効いた温かい汁物に心躍らせられるのか
理解した気持ちになります。

きっとご先祖様の記憶がDNAに刷り込まれているのでしょう。