その魅力には逆らえず

最高気温もどんどん下がって、ようやく秋らしくなりました。
なんだか大きな台風が連続で発生して、日本列島も
落ち着く暇も無いようで、ニュースから目が離せません。
とは言ってもやっぱり食欲の秋。

秋刀魚が食卓に上がる機会が多くなりました。
刺身もシーズンには1回は食べたいと思うほど美味ですが、
王道はやっぱり焼き魚。
正直旬の秋刀魚にかなう魚もそうそう無いのでは?

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十人十色でどう食べようが勝手ですが、まずは@をガブリ。
脂の乗りがAほど強くなく、一番おいしい部位だと思います。
ここでまず至福の時間。

そのままの勢いでBにとりかかります。
こちらはさっぱりした味わいで、これまた美味。
子供の頃はここがカリカリしていて一番好きだった気がします。

続いてAをほぐしつつ、ワタを絡めてCへ。
淡白な身にワタの濃厚な味が絡みついて、なんともいえません。
意味も無く「日本人」なんて言葉が頭に浮かんだりします。

続いてワタを少し残しておいて、Aに移ります。
ここで最高の伴侶であります大根おろしの登場。
やっぱり一番脂の強い部位こそ大根おろしが引き立つというもの。

中骨を取ってからは、@ABCとワタ、大根おろし、醤油、ポン酢、
またはレモンやカボスなどとのバトルロイヤルになります。
お酒とのマッチングもばっちり。もちろんご飯でもOK。

結論はどこをどう食べてもおいしいということ。







シソ好きA

一般に高校を卒業してちょっとから、外でものを食べる機会
というものが増えてくると思います。
学生のうちはいかにリーズナブルで、食べ応えがあり、
かつちょっとでも長い時間、テーブルの上に置いておけるものを
頼んでいた気がします。

揚げだし豆腐やモツ煮なんかはこの時代に出会ったのでは?
他にも川えびのから揚げとか。
長い会話の合間にちょくちょくつまんで。
今でも定番の「ちょっと頼むか」的メニュー。

さらに社会人になり、比較的自由になる金額が上がってくると、
ある程度「食べたいもの」が頼めるようになります。
先輩や上司においしい店やちょっとかっこいい店を教えて
もらったりするのもこの時期。

社会人一年生の時に、先輩に連れて行ってもらった店があります。
ちょっと洋風居酒屋的なおしゃれなお店でした。
残念ながら現在は代替わりして、まったく違う店になっています。

その店で出会ったのが、梅シソ海苔味のスパゲッティ。
テンコ盛りで出されて、いつも飲んでいた3〜4人のメンバーで
先を争うように食べておりました。
いつも結局2〜3皿食べていた気がします。

この味を再現しようと、長い間試行錯誤しておりましたが、
今年の暑い夏を乗り切るためにヘビーローテーションで食していた結果、
なんとなく理想の味に辿り着いたような気がしています。

そのレシピは(量はすべて適量で)

@梅干の種を外し、細かく刻む。
Aパスタを茹で始める。
Bオリーブ油をフライパンに入れ、@を入れて弱火にかける
C梅干がしんなりしてきたら、パスタの茹で汁をフライパンに
 ちょっと入れる。
DCに粉末だしを入れて、醤油をちょっとたらす。
E茹で上がったパスタをDにいれて、黒コショウ、乾燥パセリを
 入れてよくあえる。
F皿に盛って、千切りの青シソと海苔をドバっとかけて出来上がり。

味が複雑になるようにパセリやらコショウやらを入れていますが、
もちろん無くてもぜんぜん平気。
正直はハマっております。
どんなものと和えてもそれなりの味になってしまうのがパスタの魅力。


夢にまで見た食べ物

先日、岩手県遠野市のお土産で、ジンギスカンを頂きました。

遠野のジンギスカンといえば、宴会に付き物。
子供の頃に住んでいた記憶をたどると、町民運動会の後や
所属していた野球スポーツ少年団の試合後の打ち上げなどで、
大人子供関係なく食べていた記憶があります。

有名な肉屋さんのサイトによると、遠野で羊肉を食べるようになったのは
昭和30年頃からということですが、50年頃は本当にごく当たり前のように、
人が集まればジンギスカン、という感じだったと記憶しています。

遠野を離れて30年以上。
はたしてそのお味は?
焼く前に肉を見ると、ラムということで、子供の頃食べていたマトンとは
厚さ、色つやともに別物で、見るからに「高いお肉」という感じ。
やや興奮気味に焼き網へオン。
(残念ながらジンギスカン鍋は常備しておらず)

これがやっぱり抜群においしい。
肉のレベルはさることながら、特筆すべきはやっぱりタレ。
なんか本当に懐かしくておいしい味。

誤解を恐れずに言えば、縁日の屋台の焼き鳥のタレの味に近い?
もちろんいい意味で。
子供の頃の思考回路では、

ジンギスカン=ご馳走=年に何回も食べられない屋台の焼き鳥

なんてものがあったのかもしれません。
それにしてもたまに食べるスーパーのマトン付属のタレとは別物。

当時はタレの染み付いた白米をパクつくだけで幸せでしたが、
大人になった今では、泡立つ黄金の悪魔の飲み物が。
これがまた信じられないほどのマッチングで、当時の大人たちの
上機嫌さも納得できるというもの。

たこ焼き鉄板に続いて、ジンギスカン鍋の購入も検討中。